有限会社増田水道(大阪府岸和田市)|水もれ・水詰まりのトラブル、水道工事リフォーム

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水廻りのお手入れ法

大きな工事になる前に日頃のお手入れで大きなトラブル予防を心がけてください。

 

バスユニット・湿式浴室

日頃のお手入れ

 

日頃のお手入れ

●浴室の大敵はカビと結露です。清潔と乾燥が基本です。
●入浴中はドアをきちんと閉めましょう。湿気や湿気がもれて、他の部屋が湿り気を帯びます。
●入浴後は水のシャワーで浴室全体(壁から天井まで)を洗い流すと表面温度が下がり、石鹸カスも落ちます。
●入浴後お湯を抜いたら窓を開けて空気を入れ替えるか、1時間以上換気扇を回しましょう。

 

排水口・グレーチング

日頃のお手入れ

●排水口にたまる毛髪やゴミは、こまめに取るようにしましょう。
●週に1度は排水口のフタを取り外し、水垢などの汚れを落とします。
●グレーチングの清掃は、ブラインド掃除用具(ブラインドシャイン)のブラシを使うと便利です。

定期お手入れ

●排水口は2~3ヶ月に1回、排水パイプ洗浄剤を流して掃除しましょう。
●グレーチングを外して、古歯ブラシやナイロンタワシで汚れを落としましょう。
●排水筒も外してスポンジなどでヌメリを完全に落とします。裏側や側面も忘れずに。
※排水トラップの排水切れにご注意ください。長期間使用しないと水が蒸発し、悪臭や害虫の原因になることがあります。

 

排水口・グレーチング

 

かんたん補修

◆排水口のいやな臭い
(1)排水口(グレーチング)まわりにたまった髪の毛やゴミを取り除き、グレーチングを外して排水口の詰まり具合をみます。
(2)からみついた髪などを古歯ブラシでかき出し、見える範囲のゴミを掃除します。
(3)排水パイプ洗浄剤を直接流しこみます。粉末タイプはグレーチングの周囲に洗剤を振りかけ、お湯をゆっくり注ぎます。
(4)30~60分放置後、水をたっぷりとかけて洗剤と汚れを一気に流します。
※作業前にゴム手袋を着用しましょう。

 

排水マスのお手入れ

日頃のお手入れ

排水マスには二種類あります。タメマスとインパートマスです。ここではまずタメマスについてかいてみたいとおもいます。タメマスというのはマスの中に常に水が溜まっているマスのことです。(後述のインパートマスが詰まって溜まっているのと間違えない様に)蓋「雨水」「タメマス」「雑排水」などと書かれたり、穴があいていたり、コンクリート製だったりして見分けられると思います。
またこのマスは地上の水を集める集水マスの機能も有る場合があります。このマスは名の通り溜めることによってパイプ内への異物進入を防ぐ機能をはたします。したがってパイプの切り口以上に汚物や泥、砂が溜まりますとパイプに流れこみ詰まってしまい機能しなくなります。

ですから普通の排水(風呂、洗面、洗濯)なら半年に一度、台所のなら一ヶ月に一度、雨水でも年に一度位は点検、清掃して下さい。設置したマスが多いほどまた大きいほどサイクルは長く取れますが、最低でも上記くらいは実行したいものです。そうすれば故障しにくくなる上に防虫等衛生面でも向上します。
続いてインパートマスについて書いてみます。インパートマスというのは蓋が密閉型で汚水、下水とかかれている場合が多いようです。また蓋を空けてみますと中に溝が彫られてパイプ同士をつないであります。
ここにもし水が溜まって(1~2cm位ならやむを得ないと思いますが)流れにくい様でしたら既に詰りかかっています。直ちに処置をして下さい。

このマスは上記のマスとは異なり外部の水が入っては困ります。蓋を砂や泥がおおっている様でしたら取り除いてください。このマスに排水以外の水が入ったら浄化槽や下水道の機能に障害をきたします。最後に、このマスは密閉されてはいるんですが植栽や立ち木の近くにある時、インパートマスの中が植木鉢となってしまっている時が多く見かけられます。マスの継ぎ目から強引に木の根っこが入り込んで水栽培状態で根がギッシリと。(もちろん上記のマスでも)これが原因の修理が結構あります。

 

蛇口

日頃のお手入れ

水道の蛇口を閉めた瞬間にどこかで「コトッ」「ガサッ」「トン」ひどいときには(ドーン)といった音が聞こえてくることもあります。原因の一つに配管工事の際の給水管の支持固定が不適切な場合が挙げられます。少ない時や多すぎる時に、配管の中の水圧が急激に変動したりすると配管にかかる衝撃を吸収しきれず音を発生させてしまうのです。

この様に発生する音のことを”ウォーターハンマー”現象と呼んでいます。(正確な意味のウォーターハンマーとは、異なるんですが便宜上こう呼んでいる事が多い様です) 殊に最近シングルレバー式水栓がふえてからこの現象が多発してきています。ハンドル式と違いシングルレバー式は水を一気に出したり止めたりする事が可能ですので配管内の水圧が極端に変動しやすく、音の発生のみならず最悪の場合には配管を破壊してしまう事すらありえるのです。もしこの経験をしてみたかったらお宅のどこかのシングルレバー水栓を一気に閉じてみてください。殆どのお宅で確認できると思います。

以上のような理由から最新型のシングルレバーは急激に閉められない構造になりつつあります。したがいまして、旧型の物(ハンドル式でも)を使う際には蛇口を急激に閉める操作は危険です。それほど神経質になる必要はありませんが、”よっこらしょっと!”ワンテンポおいて閉めてください。ちょうど、自動車のブレーキと同じなんです。ドラム式(ハンドル式)だったら急ブレーキをかけてもそんなにショックがありませんが、もし油圧式のディスク式(シングルレバー式)でしたらものすごいショックとなる事は皆さんに御理解いただけると思います。もちろん今の自動車にABSが取付けられ始めているのと同様に蛇口にもそんな機構が組込み始められています。